１日で読める⁉︎韓国語（ハングル）の勉強方法　STEP３　パッチム編

今回は「１日で読める⁉︎韓国語（ハングル）の勉強方法」のSTEP３です。

STEP１では「あいうえお50音表」を用いて、基本的なハングルを学びました。

STEP２では、全ての母音と子音を学習しましたね。

今回のSTEP３では「パッチム」について勉強します。

パッチムができるようになれば、ほとんどの韓国語を読むことができますよ！

最後まで楽しく学びましょう！

STEP１&２をまだ見ていない方は、こちらの記事をご覧ください↓

パッチムとは？

パッチムとは、今まで学習してきた「子音＋母音」の組み合わせにプラスされた子音になります。

例１と例２の図のように、青色の子音＝パッチムとなります。

パッチムの種類は「ㄸ,ㅃ,ㅉ」を除く全ての子音が使われます。

中には「ㄱㅅ,ㄹㄱ,ㄴㅈ,ㄴㅎ,ㄹㅂ,ㄹㅅ,ㄹㅌ,ㄹㅎ,ㄹㅁ,ㅂㅅ,ㄹㅍ」のように「子音×子音」のパッチムも存在します。

パッチムの発音

パッチムの発音は、主に７種類に分かれます。

発音	パッチム
ㄱ（k）	ㄱ,ㄲ,ㅋ
ㄴ（n）	ㄴ
ㄷ（t）	ㄷ,ㅌ,ㅅ,ㅆ,ㅈ,ㅊ,ㅎ
ㄹ（l）	ㄹ
ㅁ（m）	ㅁ
ㅂ（p）	ㅂ,ㅍ
ㅇ（ng）	ㅇ

１種類ずつ「パッチムが出てくる単語＋発音＋意味」を見ながら確認しましょう。

ㄱ（k）の発音になるパッチム

호박	ho-bak	かぼちゃ
밖	pak	外
부엌	pu-ok	台所、キッチン

単語の発音を見ると分かる通り、最後に「k」の発音がつきます。

「ku」としっかり発音をするのではなく、小さな「k」をつけて発音するのがポイントです。

ㄴ（n）の発音になるパッチム

산

san

山

ㄱ（k）の発音になるパッチムと同様に、最後に「n」の発音がつきます。

日本語の「ん」ほど、しっかり音は出しません。

「n」の発音のポイントは、舌を上前歯の裏にくっつけることです。

ㄷ（t）の発音になるパッチム

걷다	kot-tta	（動詞）歩く
밭	pat	畑
옷	ot	服
있다	it-tta	（形容詞）ある、いる
낮	nat	昼
꽃	kkot	花
하얗다	ha-ya-ta	白い

まずは「하얗다」以外を見てみると、全て「t」がついていますね。

「tu」と発音するのではなく、小さな「ッ」を入れて止めるのがポイントです。

また「하얗다：ha-ya-ta」は見ての通り、「t」が消えています。

「ㅎ」は分類的には「ㄷ（t）の発音になるパッチム」にいますが、基本「t」の発音はしません。

「ㅎ」パッチムの単語自体少ないですが、出てくるたびに発音がどうなっているか確認してみてください。

ㄹ（l）の発音になるパッチム

서울

so-ul

ソウル

こちらも「lu」と発音するのではなく、最後の発音が「l」になります。

発音のポイントは、「l」のときに舌を上の歯茎につけることです。

日本語には無い発音なので、苦手な方も多いです。

「ㄹパッチム」がつく単語を沢山耳にするのがオススメです。

ㅁ（m）の発音になるパッチム

김

kim

海苔

こちらも「mu」ではなく、「m」を最後につけます。

発音のポイントは、「m」と同時に口を閉じることです。

ㅂ（p）の発音になるパッチム

밥	pap	ご飯
숲	sup	森

こちらも「pu」ではまく、「p」のみの発音です。

発音のポイントは、ㅁ（m）同様に「p」の発音がくると同時に口を閉じることです。

ㅇ（ng）の発音になるパッチム

강

kang

川

こちらは最後に「ng」がつきます。

「ング」としっかり発音する訳ではありませんが、「g」を鼻にかけて少し余韻に残すことがポイントです。

英語の「ーing」系の「ng」の発音に似ています。

ㄱ（k）〜ㅇ（ng）のまとめ

ここでは７種類のパッチムをご紹介しました。

パッチムを覚えると読める韓国語の幅が広がりますね。

特に「ㄷ（t）」の発音になるパッチムは種類が多いので、単語に登場する度に発音の確認をすることをオススメします。

沢山の単語を見て慣れることが、何よりもパッチムに慣れる近道になりますよ！

＋α　トゥルパッチムについて

トゥルパッチムとは、先ほど少しご紹介したように「子音×子音」でできているパッチムです。

トゥルパッチムの種類…ㄱㅅ,ㄹㄱ,ㄴㅈ,ㄴㅎ,ㄹㅂ,ㄹㅅ,ㄹㅌ,ㄹㅎ,ㄹㅁ,ㅂㅅ,ㄹㅍ

トゥルパッチムの単語が出てきた時の発音は、２パターンあるので簡単に説明します。

ローマ字の読みを見て分かる通り、左側の子音を読む場合と右側の子音を読む場合に分かれます。

全て覚えるのは大変なので、②の３つだけ覚えておきましょう。

まとめ

今回は「パッチム」について詳しく学びました。

パッチムの発音の方法が分かったことで、「80％ハングルを理解した！」と言えます。

最後のSTEP４では、発音のルールについて学習します。

STEP4も楽しんで学びましょう！